ヤフオク!で詐欺師に遭遇、言動がおかしなヤツには要注意!
突然ですが先日、ヤフオクにて詐欺師に遭遇しました。
私は出品者でiTunesカードを出品していたのですが、このプリペイドカードやWEBマネーの取引には詐欺がつきもの。
特にiTunesカードやAmazonギフト券などは現物を送らず、カードに記載されているコード(暗証番号)を教えるだけで取引を完結出来るのでとても簡単です。しかし、その反面詐欺が起こりやすいのも事実。
ヤフオクの詐欺と聞くと「出品者=詐欺師」「落札者=被害者」というイメージを持っている方が多いかもしれませんが、逆のパターンも十分にありえます。
今回の落札者(詐欺師)の言動が不自然すぎて騙される事はありませんでしたが、やりとりが個人的に結構面白かったので紹介しつつ出品者の詐欺対策についても触れておきます。
今回のケース「プリペイドカード詐欺」とは
ちなみにプリペイドカードとは言っても種類がたくさんあります。
SuicaやIcocaをはじめとする交通系電子マネーからnanacoやWAONなどのお買い物系、そしてiTunesカード・Amazonギフトカードといったギフトカード式。
この中で詐欺のターゲットとなるのがギフトカード式の電子マネーなんです。理由はギフトカードは専用のコードを入力する事でチャージが出来るためカード自体を発送せず、コードをメッセージで送るだけで取引が完結するからか簡単なんです。
しかしヤフオクは代金先払いが大前提にあります。代金が支払われたのを確認してコードを教えれば問題ないはず。
ではなぜ出品者が騙される事があるのかというと、入金のタイムラグが問題となります。
銀行振込やYahoo!かんたん決済は実際に入金せずに入金したことを通知する事ができるようで、Yahooさんから出品者にこんなメールが届きます。
こんなメールが来たら入金されたと思ってコードを教えてしまう人も居ますよね。
実際のやり取り
今回の取引は金曜日の夜9時頃落札されて始まったので、翌月曜まで入金の確認が来ません。(これは詐欺師の狙いでしょう)
私の場合口座を確認するまでコードを教えるつもりは無いと伝えているのに、取引メッセージでは「入金したからコードを教えてくださいお願いします」の一点張り。必死すぎて面白い。
この時点で既に察していましたが、面白そうなので適当に返信していると明細を送るからとアドレスを要求してきました。面白そうなので教えると30分後にメールが。
30分かけて必死に画像を加工したみたいです。クオリティの低さに思わず笑ってしまいました。やるならちゃんとやれよ、ニシヤマ君(yahooの登録名と違うので多分偽名、なのでモザイクかけません)
「これでコードが手に入る!イエーイ!」とか思って必死に作ったのかなぁ、と想像しつつ「月曜日に口座確認します」と返すとこれ以降メッセージが返ってくる事はありませんでした。
後日、ニシヤマくん(仮)の評価を見ると、同様の犯行が2件確認出来ました。残念な事にそのうち1件は18,000円分のiTunesカードのコードをだまし取られた模様。
騙された人の評価は新規、かわいそうに。
今回の件、通報したいけど実際に被害が無かったので難しい。とりあえずYahooに報告しておこうと思います。
ヤフオクのトラブル対策「安易に信用しない」
ギフトカードの取引の場合、必ず口座への振込を確認するまでコードを教えてはいけません。いろいろ理由をつけて先にコードを教えろなんて言ってくる人はまず怪しい。
私は元来、あまり人を信用していないのでインターネット上での取引ではより慎重に行動するようにしています。相手は顔も知らない赤の他人です、登録されている住所や名前も偽装なんていくらでも出来ますからね。
ヤフオクには評価機能がありますが、評価が高いアカウントでも中国人にアカウント盗まれていて、中身は中国人の詐欺師だったなんてケースもあったみたいです。
あと偏見かもしれませんが、詐欺を考えるような人は頭が良くないので言葉遣いが変です。今回のニシヤマくん(仮)も誤字や顔文字の使用など例外ではありませんでした。
上記の中国人の例も同じで、メッセージで日本語がおかしかったらちょっと疑った方が良いかもしれません。
まとめ
詐欺は立派な犯罪です。詐欺師が悪いのは当然です。
ただ安易に騙される方も少しは警戒心持った方が良いと思います。取引相手全員を疑えとは言いませんが、詐欺師の言動は少し様子がおかしい場合が多いので事前に気づける場合も多いです。
一昔前に流行ったLINE乗っ取りなんてのも、正直引っかかる人の気が知れません。お金が関わる取引はもうちょっと慎重になりましょう。
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