オーストラリアのワーホリに黄色信号!? 所得税が大幅アップ
ワーホリに重税
これからワーホリビザでオーストラリアへ行く方に残念なニュースを見つけました。
ワーキング・ホリデー・メーカーに32.5%の重税-日豪プレス
この案が可決された場合、2016年7月1日以降ワーホリビザで働くとその収入が所得税の対象になるそうです。
記事にも書いてある通り、現在は滞在居住者扱いのワーホリビザですが非居住者という扱いになるため所得税が免除されなくなるのです。
32.5%ってワーホリで滞在してる人にとっては結構な痛手です。時給15ドルで働いていても約5ドル徴収されてしまいますからね。最低賃金の高いオーストラリアですが物価もそれなりに高いですからね。
そもそも現在の法律上1万8500オーストラリアドルまでの収入は所得税が免除されていました。この額を超えた場合20%弱の所得税が課せられていますが、タックスリターンという制度で後に返って来ることもあります。この制度もどうなるかわかりませんね。
移民の国、オーストラリア
現地の人の立場から見るとこの予算案は良い案だと思います。
オーストラリアは移民がとても多い国です。ヨーロッパ人の植民から始まり、難民の受け入れや人道支援にも積極的である寛容性のある国なんです。
そんな優しいオーストラリアですが私が滞在していた時、出稼ぎにきている外国人をよく見かけました。
前述の通りオーストラリアはとても景気がいいです。稼いだお金を貯めて帰るという人も少なく無いと思います。
しかし現地の人からすると高い税金払ってるのがアホらしくなりますよね。日本だって出稼ぎ外国人は少なくないですからこういった改正は反対されることでもないでしょう。
グレーゾーンのアルバイトはどうなる?
私が知っている限り、最低賃金を下回る賃金で外国人を雇っている会社はたくさんありました。日本食レストランも含め英語が話せない人はなかなかローカルな仕事に就けませんから、そういったアルバイトも少なくないのです。
今後この改正によってこのような会社も厳しく監視されることになるかもしれません。
今年中には進展があると思うので、これからワーホリを考えている方はチェックしておいた方が良いですね。
2015-05-31 | Posted in Working Holiday | No Comments »
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